セラミック！製作工程でこんなに違います。
さて前回、歯科医院サイドと患者さんのサイドの
審美歯科 というものの
感性の違いについて触れました。
上の前歯がセラミックである画像を二枚比べます。
この芸能人症例と↑
こちらの↓
このように治したとわからないように仕上げた症例。
さてどちらが技術力が高いと思いますか？
アップにしてみましょう。
これと
これですよ。わかりませんか？
両方ともセラミックなんです。
どっちが簡単だと思いますか？
どっちが高価だと思いますか？
まず片方の制作方法をお見せしましょう。
それでは、このような治療のセラミックの製作法を模してみます。
このザ・セラミックというようなものです。
これはこのような機器セラミックブロック切削で
こんなタイムラグで出来上がってしまうヤッツケ品なんです。
そんなスピーディに、簡便にできてしまうこの前歯。
お忙しい芸能人御用達にぴったり。即席ものです。
芸能人も本当にいいのですか？笑
こんなセラミックブロックからの削り出しなんです。
作業工程時間一本製作につき、
30分あればいいのではないでしょうか？
さて、では、このような精密なセラミック製作だとどうでしょうか？
違うケースでのご紹介ですが説明していきます。
型をとった歯型を３Dスキャニングということをします。
そうしますとこのような３D画がPC上にできあがります。
これをCADソフトウェアというもので３D画像加工していきます。
まず歯にぴったりかぶさる、ジルコニアという種類のキャップを作ります。
削り出し機器で削り出します。
形になりました。
これをシンタリングという焼結作業を経て
ここにセラミックの粉を盛りつけながら
歯の形と自身の歯のグラデーションを模した色を付与していくのです。
セラミック（色ガラス）を盛りつけて
窯で焼きます。ガラスが溶けてこのような感じとなります。
これを何十回も繰り返すことで
このようなご自身のものとわからない歯と仕上がるのです。
よくみてください。
素晴らしくご自身の歯と寸分たがわぬこの色合い。
ここまでの工程は早くて１２時間。
さて。
この二種、どちらが審美歯科ですか？
東京相場的にだいたいどっちにせよ
１２～１８万円くらいなようです。
前者がすごく増えております。
技術者も減っております。
本当の意味で審美歯科も減っているのでしょうね。
続く。
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⭐️⭐️⭐️⭐️ 歯周病の程度や、歯牙の崩壊、本数が少ない場合、虫歯のリスクの高い人、歯根吸収のリスクが高い人、リード楽器等歯で咥えて吹く楽器の奏者の人、糖尿病やリウマチ、血液疾患があり、治療が優先的ではない人、重度の顎関節症の人、心身衰弱の人、はホワイトニングや歯並びの治療は適応ではありません。
またセラミックによる歯牙形態修正、歯髄除去をした場合、使用方法、環境により歯牙自体の寿命が短くなる場合、以下の症状が発生する場合があります。
これらの症状の発生の有無及び程度は、ご自身の体質や、治療期間中の体調、ご自身の口腔内清掃の状態により異なります。
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