マウスピース矯正の良く起こる失敗③植木鉢から根っこが飛び出すとどうなるのか?
こんにちは、ワイズデンタルキュアです。
前回、歯は植物 骨は植木鉢というお話をしました。
植物が元気に育つためには、
根っこが植木鉢に収まっている必要があります。
では
根っこが植木鉢から飛び出したらどうなってしまうのか?

植物の場合、根が乾燥し支えを失い 枯れてしまうことになります。
歯も同じです。
歯根は歯槽骨という植木鉢の中にあることで、安定して存在するのです。
しかし歯根が間違った歯列矯正の結果、骨の外に出てしまうと
様々な問題が起きるのです。
大まかには
歯肉退縮
骨が薄くなる
知覚過敏
歯の動揺
歯根吸収
ブラックトライアングル
などです。
ここで大切なのはこれらの問題は
歯並びだけを見てもわからないということ。
実際に見てみましょう

青線が歯根(歯牙)
赤線が歯槽骨
歯が並んでいても歯根と骨の関係を見ると
別の景色が見えてきます。
患者さんが鏡でみているのは歯冠
私たちがCTでみているのは歯根です。
だから歯並びが綺麗になったということと
歯根が理想的な位置にある
ということは必ずしも同じではありません。
マウスピース矯正だけでなく、ワイヤー矯正でも同じことは
おきます。
CTをみないことが特にマウスピース矯正には多いと思います。
問題は歯をどこにうごかしたのか
そして歯根がどこにあるのか?
です。
次回は
植木鉢を測るのが精密検査
というお話をします。
なぜ私たちがCTやセファロ分析を行うのか?
その理由をお話しします。



