正しい噛み合わせとは?

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東京都豊島区目白の歯医者・審美歯科、ワイズデンタルキュア東京です。
正しい噛み合わせとは、ただ歯をきちんと合わせて噛むことだけを指すのではなく、全身の健康やバランスに大きく関係するものです。
噛み合わせが崩れると、頭痛や肩こり、消化不良など体全体に影響を与える可能性があります。
今回は、噛み合わせの重要性や正しい状態の特徴、セルフチェック方法などをわかりやすく紹介します。

 

噛み合わせが健康に与える影響

噛み合わせが崩れていると、歯や顎に余計な負担がかかります。
その結果、咬合力のバランスが取れず、顎の関節や筋肉が疲労しやすくなります。
また、肩こりや頭痛などの全身の不調が引き起こされることもあります。
特に前歯や奥歯の噛み合わせが悪いと、食事中に歯や顎に痛みが生じることも少なくありません。
噛み合わせの改善によって、体の不調が和らぐことも期待できるため、歯と体の健康にとって重要なポイントです。

 

正しい噛み合わせの条件

正しい噛み合わせの条件にはいくつかの基準があり、バランスが取れていることが大切です。
例えば、前歯を噛み合わせたときに上下の隙間が5mm以下であることが理想です。
また、口を閉じた際に前歯の下の歯が上の歯よりも少し内側にくることも重要な条件です。
さらに、歯列がきれいなU字アーチを保ち、奥歯が正しくかみ合っていることも大切です。
噛み合わせが整うことで、歯並びや口元の美しさも保たれやすくなります。

 

割りばしでできる簡単な噛み合わせチェック方法

噛み合わせのセルフチェックには、簡単に手に入る割りばしを使った方法があります。
まず、割りばしの中央に印をつけ、その部分を上下の前歯で噛んでみましょう。
次に左右の奥歯で割りばしを噛み、どちらかがぐらつくかを確認します。
最後に鏡を見ながら割りばしを噛んだとき、水平になっているかをチェックしてください。
ぐらつきがある、水平でない場合は、歯並びや噛み合わせが乱れている可能性があります。
このセルフチェックは手軽に行えるため、気になる方は試してみてください。

 

治療が必要な噛み合わせのタイプとは

治療が必要とされる噛み合わせの例にはいくつかのタイプがあります。
代表的なのは、前歯が大きく前に出た「上顎前突」や下の前歯が前に出た「下顎前突」です。
さらに、歯がガタガタと並ぶ「叢生」や、歯に隙間ができる「空隙歯列」なども治療が必要です。
特に噛み合わせが深く重なりすぎる「過蓋咬合」や、逆に前歯が噛み合わない「開咬」も咀嚼や発音に影響を与えることがあります。
これらの噛み合わせのタイプは、放置すると口内環境の悪化や身体への負担が大きくなるため、早めに治療を受けることが推奨されます。

 

噛み合わせを整える治療の種類

噛み合わせの治療には、患者さんの状態に応じてさまざまな方法が取られます。
軽度の場合には、マウスピースを使って日常の噛み合わせを調整する方法が効果的です。
また、歯の位置や並び方が原因の場合は、ワイヤー矯正やマウスピース型の矯正装置を用いることもあります。
さらに、奥歯の歯の高さや形を修正することで噛み合わせを改善する方法もあります。
これらの治療を通じて、自然な噛み合わせが再現され、全体のバランスが改善されることが期待されます。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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