噛み合わせのズレがうつ病の原因に?知られざる心と歯の関係

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東京都豊島区目白の歯医者・審美歯科、ワイズデンタルキュア東京です。
「最近なんとなく気分が落ち込む」「眠れない日が続く」そんな悩みを抱えていませんか?
実は、その不調の裏には“噛み合わせ”が関係している可能性があります。
噛み合わせと精神状態は一見無関係に思えますが、近年では歯科と心の健康のつながりが注目されています。
中でも「うつ病」と「噛み合わせ」の関係は深く、身体と心の不調が互いに影響を及ぼし合うことがあるのです。
今回は、噛み合わせとうつ病の関係について、原因や予防法も含めてわかりやすく解説します。

 

噛み合わせの乱れが引き起こす体の不調

噛み合わせが乱れると、口の中だけでなく全身に様々な不調を引き起こすことがあります。
顎の痛みや開閉障害だけでなく、肩こりや頭痛、眼精疲労といった症状にもつながるのです。
特に慢性的な違和感が続くことで、自律神経が乱れやすくなり、心身ともに疲れを感じやすくなります。
さらに、就寝中の歯ぎしりや日中の食いしばりなどが続くと、脳や神経にまで影響を与えることもあります。
こうした身体的ストレスが精神面に悪影響を及ぼすリスクは無視できません。

 

噛み合わせと脳の関係

噛み合わせが悪い状態が続くと、顎関節に過度な負荷がかかり、頭蓋骨にまでゆがみが生じることがあります。
頭蓋骨はわずかに動く構造を持っており、脳脊髄液の循環を助ける役割も果たしています。
その動きが妨げられると、脳内の循環機能が低下し、脳機能にも影響が出る可能性があるのです。
脳機能が落ちると、思考の働きが鈍くなり、物事をネガティブに捉えやすくなります。
これはうつ病の発症と深く関係していると考えられています。

 

慢性的な顎関節症が心に与える影響

顎関節症の症状が慢性化すると、日常生活において常に不快感を抱えることになります。
噛むと痛い、口が開きにくいといった症状が続けば、食事や会話すらストレスになります。
さらに、顎の痛みは他の部位の筋肉緊張を引き起こし、肩こりや背中のこわばりなども重なって、全身が疲弊してしまうのです。
このような状態が長く続くことで、精神的なストレスが蓄積され、次第にうつ症状へと発展するリスクが高まります。
痛みと不安を同時に抱えることは、心への大きな負担となります。

 

ストレスと噛み合わせの悪循環

ストレスは噛み合わせの乱れを引き起こす大きな要因です。
人は強いストレスを感じると、無意識に歯を食いしばったり、歯ぎしりをすることがあります。
これが顎関節や周囲の筋肉に過度な負担をかけ、噛み合わせが悪化する原因になります。
さらに、噛み合わせの不調からくる違和感や痛みが新たなストレスとなり、悪循環に陥ってしまうのです。
このサイクルが続くことで、心身ともに症状が悪化し、最終的にうつ病へとつながっていくケースも少なくありません。

 

噛み合わせを見直すことが心のケアにつながる

うつ症状を感じている方の中には、噛み合わせの違和感を抱えているケースもあります。
逆に、原因不明の体調不良や気分の落ち込みが、実は噛み合わせの問題だったということもあるのです。
歯はわずか0.1mmのズレでも違和感を覚える繊細な器官であり、正しい噛み合わせは心身の安定に重要な役割を果たします。
もし噛みにくさや顎の疲れ、肩こりなどを感じている場合は、一度歯科でチェックを受けることをおすすめします。
噛み合わせの調整が、心の健康を取り戻す第一歩になるかもしれません。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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