インビザラインは寝るときだけで効果ある?

東京都豊島区目白の歯医者・審美歯科、ワイズデンタルキュア東京です。
インビザラインに興味があるけれど、仕事や外出時には装着が難しく「寝るときだけでも効果があるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
見た目が気になる、会話に支障が出るなどの理由から、就寝時のみの装着を希望する方は少なくありません。
しかし、インビザラインは正しい装着時間を守らなければ、思うような効果を得ることはできません。
今回は、インビザラインを寝るときだけ装着した場合の影響やリスクについて詳しく解説していきます。

 

インビザラインは寝るときだけでも矯正効果があるのか

インビザラインは基本的に1日20〜22時間の装着が必要な治療です。
寝ている間だけの装着では1日約8時間程度と、必要な装着時間の半分以下になってしまいます。
歯が動くには継続的な力が必要であり、短時間の装着では十分な矯正力がかかりません。
そのため、就寝時のみの使用では治療効果が得られず、多くの歯科医院では推奨されていません。
どうしても日中の装着が難しい場合は、別の矯正方法を検討することが望ましいでしょう。

 

装着時間が短いことで起こるリスク

装着時間が短いと、予定通りに歯が動かず治療がスムーズに進まなくなります。
本来の治療計画が崩れてしまい、治療期間が延びてしまうことも少なくありません。
また、歯が元の位置に戻ってしまう「後戻り」が起きやすくなる点も注意が必要です。
さらに、力のかかり方に偏りが生じることで、歯茎が下がって歯の根っこが露出する可能性もあります。
装着時間を守らないことは、治療効果の低下だけでなく健康面のリスクも伴います。

 

寝る前のインビザラインの正しい使い方

寝る前にインビザラインを装着する際は、必ず歯磨きを済ませてから使用しましょう。
口腔内に汚れが残っていると、マウスピースとの間に細菌が繁殖しやすくなり虫歯や歯周病のリスクが高まります。
また、就寝中に無意識で外してしまうケースもあるため、起床時に装着されているか確認する習慣も大切です。
インビザラインに慣れていない初期は違和感を覚えるかもしれませんが、数日で馴染んでくる方が多いです。
快適な就寝環境を整えることも、スムーズな継続につながります。

 

睡眠中の装着でできる工夫と注意点

インビザラインを装着したまま眠る際には、就寝時の姿勢や環境にも注意を払いましょう。
仰向けで寝ると、頬や口腔内の圧迫を軽減でき、装着中の違和感を最小限に抑えられます。
枕の高さや寝具の硬さを見直すのも快眠への近道です。
また、インビザラインを装着したままでも水分補給が可能なので、枕元に水を用意しておくと便利です。
リラックスする音楽を流したり、入浴後に装着することで体と心の緊張をほぐす工夫も有効です。

 

インビザラインとリテーナーの違いを理解しよう

インビザラインと似た見た目の装置にリテーナーがありますが、役割が大きく異なります。
インビザラインは歯を動かすための矯正装置で、リテーナーは矯正後の歯並びを維持するための保定装置です。
リテーナーは基本的に夜間のみの装着でも問題ありませんが、インビザラインは日中も含めて長時間の装着が必須です。
寝るときだけで済ませたいという希望がある場合、現在が矯正中なのか保定中なのかを明確に理解することが大切です。
役割の違いを把握し、適切に使用することで治療効果を最大限に引き出せます。
噛み合わせの調整が、心の健康を取り戻す第一歩になるかもしれません。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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