第二話 歯がグラグラ、歯根は溶けて歯槽骨は溶けて、散々なこのケースの結末 【完成編】固定ということ
こんにちは、ワイズデンタルキュアです。
ご紹介もこれを入れて2回で終わります。歯列矯正を失敗されたケースです。
結論今回のケースの歯列矯正で起きた状況は
1.噛み合わせを見失った(どこで噛んでいいのかわからなくなった)
2.骨と歯根のロストによる、歯の安定(歯がグラグラである)
3.見た目の悪化
これらが大まかな内容となります。
前回は1をお話いたしましたので、2のお話をいたします。
2.骨と歯根のロストによる、歯の安定(歯がグラグラである)
これに関しましては、咬合の安定化を図り、骨を安定させるための固定ということに
なります。
それでは固定をどのようにしたか、お話いたします。
こちらはこのように
前は6本つないであります。臼歯部は3本ずつです。
下の歯はこのようにしました。
噛み合わせができていない歯をかぶせることで安定させました。
これは3年後の骨の状態です。
穴が開いていた部分は骨ができていました。
反対側
こちらも修復されました。
歯が揺れなくなったからです。
2.骨と歯根のロストによる、歯の安定(歯がグラグラである)
に対してはこのように対応しました。
次回は3です。