スプリント治療にかかる期間は?

東京都豊島区目白の歯医者・審美歯科、ワイズデンタルキュア東京です。
スプリント治療は、顎関節症や歯ぎしり、食いしばりなどの症状を改善するために行われる治療法です。
マウスピース型のスプリントを使用することで、顎関節の負担を軽減し、正しい噛み合わせを促すことができます。
今回は、スプリント治療に必要な期間や効果について詳しく解説します。

 

スプリント治療の期間はどれくらい?

スプリント治療の期間は、患者様の症状や顎関節の状態により異なりますが、平均して3ヶ月から1年程度が目安となります。
軽度の顎関節症であれば、3ヶ月ほどで症状が改善することもありますが、症状が長期間続いている場合や重度の顎関節症の場合は、半年から1年ほどの治療が必要になることもあります。
特に、関節のズレや炎症が大きい場合には、しっかりとした治療期間を確保することが重要です。
治療期間中は、月に一度の定期的な調整を行い、スプリントのフィット感や症状の改善具合を確認しながら進めていきます。

 

スプリント治療で得られる効果とは?

スプリント治療を行うことで、顎関節の安定化が図られ、噛み合わせや顎の位置が正しく整います。
これにより、顎関節症の症状である顎の痛みや「カクカク」という音が軽減され、口の開閉がスムーズになる効果が期待できます。
また、歯ぎしりや食いしばりによる歯の摩耗や損傷を防ぐことができるため、歯や顎の健康を長期的に保つことが可能です。
さらに、顎関節の安定化は頭痛や肩こりといった全身の症状の改善にも繋がるため、日常生活での不快感が大幅に軽減されます。

 

スプリント治療が適している方

顎関節症は、日常生活に大きな影響を与えることがあります。
例えば、顎の痛みや顎を動かす際の不快感に悩まされる場合は、スプリント治療が効果的です。
当院では、個別化された診断を行い、患者様一人ひとりの症状に合わせたスプリント治療を提供しています。

  • 顎を動かすと「カクカク」や「ゴリゴリ」と音がする。
  • 口を開け閉めする際に痛みを感じる。
  • 口を開けづらくなった。
  • 咬み合わせに違和感がある。
  • 耳鳴りや肩こり、片頭痛が頻繁に起こる。

これらの症状が見られる方は、顎関節の機能に問題が生じている可能性があります。

 

スプリント治療の注意点とアフターケア

スプリント治療では、治療期間中に定期的な調整を行うことが重要です。
スプリントは患者様の歯型に合わせてオーダーメイドで製作されますが、顎の状態が変化するにつれて調整が必要となります。
また、治療が終了した後も、再発防止のためのアフターケアが欠かせません。
歯ぎしりや食いしばりの習慣が戻らないよう、定期的な検診を受け、必要に応じてスプリントの再調整を行います。
さらに、日常生活での姿勢やストレス管理、顎や首のストレッチなども取り入れ、顎の健康を長く維持しましょう。

 

当院でのスプリント治療の進め方

当院では、スプリント治療を行う前に詳細な噛み合わせ検査を実施し、患者様一人ひとりに最適な治療計画を立案します。
治療期間や費用についても事前にご説明し、安心して治療を始めていただけるようサポートいたします。
また、スプリント治療は、矯正治療やセラミック治療を行う前に行うことで、長期的な安定を目指し、より良い治療結果を得ることができます。
顎関節症や歯ぎしり、食いしばりでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

ワイズデンタルキュア東京

理事長 三井 祐一郎 | Mitsui Yuichiro

日本歯科大学新潟歯学部(現・新潟生命歯学部)卒業後、勤務医として東京都渋谷区、北区で勤務、 2007年Y’s Dental Cure開院

【略歴】
日本歯科大学新潟歯学部(現・新潟生命歯学部)卒業
Y’s Dental Cure開院

 

東京都の矯正治療・セラミック治療専門審美歯科
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