噛み合わせが悪いとめまいがする?その原因と改善方法を解説
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東京都豊島区目白の歯医者・審美歯科、ワイズデンタルキュア東京です。
朝起きたときや長時間のデスクワークの後に、ふらつくようなめまいを感じることはありませんか。
実は、そのめまいの原因が「噛み合わせの悪さ」にあるかもしれません。
噛み合わせが悪いと、顎の関節や筋肉に負担がかかり、全身のバランスが崩れることで、めまいや頭痛、肩こりなどの不調を引き起こすことがあります。
今回は、噛み合わせの悪さがめまいを引き起こすメカニズムや治療法を詳しく解説します。
原因不明のめまいに悩んでいる方は、歯科医院での診察を検討することで症状の改善につながるかもしれません。
噛み合わせが悪いとめまいが起こる理由
噛み合わせが悪いと、歯の位置がずれることで顎関節や咀嚼筋に負担がかかります。
これが原因で、首や肩の筋肉の緊張が強くなり、血流や神経の働きが乱れることがあります。
その結果、次のような症状が現れることがあります。
- ・めまい、ふらつき
- ・頭痛や耳鳴り
- ・肩こりや首のこり
- ・姿勢の歪みや腰痛
めまいが発生するメカニズム
めまいは、平衡感覚を司る「三半規管」や「内耳」といった器官の異常で発生することが多いです。
噛み合わせの悪さがこのバランスに影響を与える理由として、以下のようなメカニズムが考えられます。
- ・顎関節は側頭骨(耳の周りにある頭蓋骨)と密接に関係しており、噛み合わせの異常が側頭骨に負担をかける
- ・側頭骨の奥にある三半規管に影響を及ぼし、平衡感覚が乱れる
- ・咀嚼筋の緊張が血流を悪化させ、脳への酸素供給が低下することでめまいを誘発する
自分でできる噛み合わせチェック
自分の噛み合わせが悪いかどうかを簡単にチェックする方法があります。
以下の項目に当てはまるものが多い場合は、歯科医院で診察を受けることをおすすめします。
- ・朝起きたときに顎が疲れている、または痛みがある
- ・食事中に片側の歯ばかりで噛んでいる
- ・顎を動かすと「カクカク」と音がする
- ・無意識に歯を食いしばることが多い
- ・口を大きく開けると左右でずれを感じる
めまいを軽減するための対策
噛み合わせが原因でめまいが発生している場合、次のような方法で症状の改善が期待できます。
歯科医院での噛み合わせ調整
噛み合わせのズレが大きい場合は、歯科医院での診察が必要です。
専用のマウスピースや矯正治療で改善を図ることができます。
生活習慣の見直し
- ・ストレスを減らし、リラックスする時間を作る
- ・長時間のスマホやPC作業を控える
- ・正しい姿勢を意識する
セルフケアで顎の負担を軽減する
- ・顎のストレッチを行い、筋肉の緊張をほぐす
- ・柔らかい食べ物ばかりを食べず、バランスよく噛むことを意識する
まとめ
噛み合わせの悪さは、めまいを引き起こす可能性があります。
これは、顎関節が側頭骨や三半規管と密接に関わっているためです。
原因不明のめまいが続く場合は、耳鼻科だけでなく歯科での診察も検討しましょう。
歯科治療によって噛み合わせを調整することで、症状が改善することがあります。
正しい診断と適切な治療を受けることで、日常生活の質を向上させることができるでしょう。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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