抜歯矯正の治療期間のこと1 3D歯列矯正のススメ
こんにちは、ワイズデンタルキュアです。
今日は、抜歯矯正の治療期間についてお話いたします。
このようなケースは当然ながら上下左右4番目の抜歯矯正ということになります。
さて、抜歯矯正の期間はどのくらいでしょうか?
よく聞く歯列矯正の期間は2年といいます。
この症例は3年半はかかっているのです。長いですか?
こちらをご覧ください。
かなりの前突と奥歯の噛み合わせの低下による、顎関節の圧迫が
見受けられる症例です。
術後を見てください。
前歯がひっこんだ!というのは短絡的です。
当然、顔面の変化はかなりあったでしょう。
奥歯の噛み合わせの上昇がみられていること、
また噛む位置の変化がおきていることで、顎関節の正常化も
見られているのです。
顎関節の正常化はお顔の歪みの正常化につながります。
このように抜歯矯正が必要なケースは特に劇的な変化を
及ぼしますが、大事なのは
引っ込めるための抜歯 という2D感性ではなく
それぞれの歯の位置の並べなおし、という3Dの感性です。
2Dな歯列矯正は、つまり並べばよい歯列矯正は期間が短いです。
それこさ、1年半ということもあります。
3D歯列矯正は2Dの倍動く項目があるのです。
ですので、時間がかかるということになります。
当方が力をいれている、噛み合わせ、顎の位置、そして美しい歯並び
これらを作り上げるのは、並べるだけではない、噛ませるのです。
それが当方が時間をかけている理由です。
次回はもう一つの理由、ロストについてです。