誤解!?◆ セラミック矯正 は悪いのか?◆第六話 やみくもに神経をとることについて②
前回、神経(歯髄)を残す方法として
歯髄部分切断
としてご紹介しました。
今日はその歯髄部分切断をしました、
神経を一つもとらずに仕上げた症例をご説明いたします。
一度ブログではご紹介している症例なのですが
セラミック矯正で整えた症例です。
こちらも二か所歯髄部分切断をしています。
白丸の部分です。
歯の頭の部分の神経を切断してあります。
歯の角度を大きく変えたので
普通に削れば神経が出てきます。
神経が出れば以前はすぐ
抜髄 神経をとるということでしたが
歯髄部分切断ができるようになって
神経は残せるようになりました。
セラミック矯正=神経を取る
ということはなくなりつつあるのです。
次回は③前世代の治療材料を使わないこと
をお話します。
症例の効果は個人差があり、記載の効果が同様に現れない場合があります。
それは事前カウンセリング、事前検査によってわかりますので、カウンセリング、
検査結果はよくお聞きになっていただき、ご理解を深めた上での施術依頼をお願いいたします。
歯周病の程度や、歯牙の崩壊、本数が少ない場合、虫歯のリスクの高い人、
歯根吸収のリスクが高い人、リード楽器等歯で咥えて吹く楽器の奏者の人、
糖尿病やリウマチ、血液疾患があり、治療が優先的ではない人、
重度の顎関節症の人、心身衰弱の人、は歯並びの治療は適応ではありません。
またセラミックによる歯牙形態修正、歯髄除去をした場合、
使用方法、環境により歯牙自体の寿命が短くなる場合もあります。
ワイヤー器具、マウスピース器具などを用いた歯列矯正、
セラミックによる歯列修正おこなった場合、以下の症状が発生する場合があります。
これらの症状の発生の有無及び程度は、ご自身の体質や、治療期間中の体調、
ご自身の口腔内清掃の状態により異なります。
歯の痛み、虫歯、歯肉炎、口内炎、歯根吸収、顎関節の違和感、歯槽骨吸収、歯周病、
アレルギー症状、歯肉退縮